息子の食物アレルギー(乳・卵・小麦・大豆etc.)

アレルギー

◆食物アレルギーの発覚

息子は生まれたときから乳児湿疹がひどく、黄色い汁が流れ出してくるほどで、生後1ヶ月からステロイドとの付き合いが始まった。
そして生後60日で保育園に預ける際、皮膚科で食物アレルギー検査を勧められた。その結果、アレルギーが見つかった。
継続検査での発覚を含め、以下のものでアレルギー反応が陽性になった。



卵白
小麦 →克服
グルテン →克服
大豆 →克服
オートミール →克服
大麦 →克服
そば
ごま →克服
キウイフルーツ →克服
桃 →克服
バナナ →克服
ハウスダスト
ダニ
スギ
ヒノキ
イネ
ブタクサ

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◆ひどかった乳児期

スーパーなどで開放的なパン屋の前を通るだけで体中に発疹が出たりした。
小麦や大豆が食べられなかったため、うどんやパン、豆腐を与えられず離乳食に苦労した。外出先でバナナを与えられたら楽だろうと何度も思った。
時間との戦いである朝、全身に保湿剤やステロイドを塗る手間も地味に消耗した。

◆徐々に負荷

紹介された小児アレルギー科の先生に相談しながら負荷を進め、エクセルでスケジュールと負荷量を管理した。
小麦であれば、うどん2cmを3日ごとに3回与え、それが終われば4cmと倍にしていき、10cmを超えると今度は重量で進めた。長期にわたり、食事と平行して負荷用の食材を用意するのは手間がかかることこの上なかったが、今は小麦も大豆も食べられるようになった。

◆7歳現在の食物アレルギー

現在、卵や乳は加工品で負荷している。卵を使ったドーナツなど高温加工された食品は一部大丈夫になってきた。バター入りロールパン(市販のあまり高級でないもの)なども食べられるようになった。
引き続き症状が出てしまうなものとの境界の見定めには苦労している。
以下のものは症状が出てしまったものの一例。

バター含有量の多いフィナンシェ1cm角
ハウスのシチューミクス1口
ラクトアイス1なめ
ガーナチョコ爪の先ほど
ザバスプロテイン(水溶き)1口

卵は加工品を少しずつ食べられるようになってきたように思うが、乳は卵より進みが遅い。

アレルギー持ちの懸念の1つが海外での食事調達なので、バター含有量の低いパンが食べられるようになった意味合いは大きく、米食以外の国にも行ける。

今のところ、息子はアレルギーを悲観せず食事を楽しめている。息子自身のあっけらかんとした性格と、周囲の理解のおかげだ。
保育園や学校など、食物アレルギーへの理解・対応がありがたい。先日は新たに学童に入ってきた子が、なぜ息子だけ皆と違うおやつなのかと大きな声で聞いたところ、息子や学童指導員よりも周りの子が一生懸命説明してくれたらしい。

親である私は、息子に食べられなくてかわいそうという態度は取らないできた。これからも同じスタンスで、淡々と負荷をしていこうと思う。

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