7月22日(土)、息子は算数検定11級を受験した。
算数検定11級は小学校1年生レベル。
11級:小学校1年程度
構成:1次/2次の区分はありません。
検定時間:40分
出題数:20問
合格基準:全問題の70%程度
検定料:1,500円検定の内容
個数や順番、整数の意味と表し方、整数のたし算・ひき算、長さ・広さ・水の量などの比較、時計の見方、身の回りにあるものの形とその構成、前後・左右などの位置の理解、個数を表す簡単なグラフ など技能の概要
身近な生活に役立つ基礎的な算数技能画用紙などを合わせた枚数や残りの枚数を計算して求めることができる。
鉛筆などの長さを、他の基準となるものを用いて比較できる。
缶やボールなど身の回りにあるものの形の特徴をとらえて、分けることができる。
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学校以外でのペーパーテストは、小学1年生の2017年11月に受けた四谷大塚の全国小学生以来。
1ヶ月前に過去問を購入し、週末などにやらせようと思っていたけれど、結局前日になるまで手を付けられなかった。
過去問1回分を解かせてみると、最後の大問4で苦戦。確かに難しく、息子には無理かと思えた。
それでも7割解ければ合格なので、合格はできそうだ。
当日朝、私が家事をしている間に夫が過去問の残りに取り組ませたものの、あえなく喧嘩状態に陥り、息子のモチベーションがだだ下がり。「もう算数検定なんて受けない!」と泣いて訴える状態に…。
だましだまし外に連れ出し、検定会場の駅である自由が丘のマクドナルドで休憩。
乗り物好き息子は、初めての路線と駅にご機嫌になったので、会場まで連れていけそうだと安心。
休憩しつつ過去問を少しやらせてみたら、朝ほどの拒否もなく取り組んでいた。
私が会場までの地図をスマホで確認していると、息子が興味深げにのぞきこんできた。この道を出て、右に曲がって、信号●個目の左手が会場だね、などと話す。実際に、息子が会場までスマホ地図を見ながら我々を誘導した。結果的に、これが大問4の正解につながるのだが…。
11級の会場では、未就学児らしき受験者もいた。学校の机が高校生用で息子には大きめだったので、未就学児のお子さんは少し大変そう。11級では保護者が解答用紙への氏名記載などを補助することができるため、私も息子の受験シール貼り付け指示を出したり、住所記載のヘルプをしたりして教室を出た。
試験時間中は保護者用の控室で待つ。私立高校のカフェテリアは雑誌も洋書も学習マンガもそろっていた。田舎の公立校育ちとしては、こうした環境はとても恵まれていてうらやましく思う。使いこなすかどうかが重要なのだけど。
11級の試験時間は40分だが20分後には退出可能。20分後に会場教室前に行ってみると、息子は1番に退出してきた。お腹が空いたというので、控室のカフェテリアへ戻って持参したおにぎりを食べさせる。
手応えを聞くと「全部解けた!」という。大問4も解けたの!?と問題用紙を見ると、地図の読み取り問題で、試験会場まで来る時にスマホ地図を見ながら「右に曲がる、ここはまっすぐ…」とやってきたことがそのまま回答で使えた。
しかし、息子に問題用紙に回答を書いてくるように言っておいたものの、やはり白紙。解かせてみるとできていたので、解答用紙のズレがなければ大丈夫だろう。
帰りは息子の好きなかき氷を求めて、古民家カフェ・ギャラリー 古桑庵で一休み。
食物アレルギー(乳・卵)の息子と一緒におやつを食べる時は、ぜんざい、あんみつなど和菓子が多くなる。
夏季限定の白玉宇治金時を頂いた。
息子は食べ終わった後は持参したドラえもんマンガを読み、私と夫は読書。
古桑庵を出て、駅前で夏休み中に学童に持たせるドリルをいくつか仕入れて帰宅。
約20日後の8月9日にはWEB合否判定が出るのだが、受験番号を控えておくのを失念したため確認できず。その後、受験票を確認して再検索すればよかったものの、つい忘れてしまった。
8月24日、手元に届いた結果を息子と開封すると無事に合格証が入っていた。「算数検定なんて受けない!」と言っていたが、合格はうれしかったようだ。
点数は20点満点で19点。問題文の読み間違いで1つ落としてしまっていた。
問題をよく読めば分かるはずなのに…息子の弱点発見。これから先、息子の学習を見る時にチェックしていこう。音読を聞いていても、意味を理解した文脈を省略したり意訳していたりするので、文章を良く読むことは課題になりそうだ。
先取り学習をしているわけではないので、10級の受験は来年度になる見込み。その他に、息子が受けられそうな検定はないかと思っているのだけれど…漢字検定は残念ながら息子の関心の範囲外。
冬にスキーのジュニア検定を受けさせてみようか。
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